合成香料フリーが体にも環境にもいい理由
洗剤や柔軟剤から化粧品まであらゆる商品に使われている香料(=合成香料)
パッケージの成分表には「香料」とだけ書かれていて、情報開示義務がないため実際の正体や中身がわからないものです。
実際どんな成分でどのような調合でその香料を得たかは企業秘密で開示義務もないため消費者にはわからない。
香りは商品にとって付加価値となるものであり商品やブランドにとってとても重要な役割があります。
例えばシャネルNo.5。ブランドのシグネチャーフレグランスで多くの人はこの香りでシャネルってわかりますよね。洗剤もダウニーって嗅ぐだけでわかる人も多いはず。
香りは五感の中でも脳の記憶を司る神経に強く働きかけるため、フレグランスマーケティングと呼ばれメーカーが商品開発やブランディングでとても重要視するものです。商品開発などのビジネスを学ぶアメリカの大学ではフレグランスマーケティングという授業があるほどビジネスの世界では大切とされる香り。
そのため癖になるような化学合成された香りでメーカーは購買を促します。
合成香料が体に良くない理由
No.1
怖いのが香りの分子はとても小さく体内に取り込まれやすいこと。そのため香りの分子は皮膚を通って体内に入ってきます。取り過ぎるとホルモンにまで作用します。
*逆にアロマテラピーはこの香りの特徴を活かしたホリスティックケアになります。
気をつけるべきものは合成香料の中でも発がん性成分である「スチレン」や「ピリジン」を含む香料と、毒性が懸念されている「フタル酸エステル類」「合成ムスク類」です。
No.2
香料の安全性は国際香粧品香料協会(IFRA)の自主規制に委ねられていますが約3000成分ほどある香料のうち使用禁止は76成分。
米NGOやEUはIFRAの基準は不透明で問題が多いと訴えているそうです。
国連の制度分類では190成分が危険とされているようです。
114成分が使用禁止から漏れています…
商品の成分表には記載されていないので本当に安全かどうかは消費者にはわかりません。
環境に良くない理由
No.1
人の体に良くない合成香料。生活廃水として海や川に流れた場合そこに住む生態系にも影響を及ぼす可能性があります。
汚染された環境で育った魚や植物を食べると植物連鎖で人の体に戻ってきます。環境にとって悪循環。
No.2
また合成香料を作る際には大量の水が必要で、製造工程で大量の廃水処理が懸念されているとのこと。
合成香料は大量生産・大量消費のために作られた安い香料のために、水と地球が犠牲になっています。
商品を買うたび、使うたびに香料まで毎回気を使うのは大変かもしれませんが、何をしても体やお肌の不調が改善されない方やお子様のいる方はなるべく無香料フレグランスフリーを選ぶか、天然の香料(精油)がおすすめです。
原因不明の痒みがある方は特に洗濯洗剤や柔軟剤を見直したほうがいいかもしれません。普段着ているお洋服や顔を拭くタオルに付着した化学合成成分が体に合っていない可能性が高いです。
常に合成香料を避けるのは今の時代とても難しいかもしれませんが、お肌に直接触れる洗剤や化粧品は健康と美容のためにも気をつけて商品を選ぶようにしましょう。
マルデューラはクリーンビューティコスメです
- 合成香料フリー
- 合成着色料フリー
- 石油系合成界面活性剤フリー
- ノンシリコン
- マイクロプラスチックビーズフリー
その他パラベンなども不使用でクルエルティフリーのヴィーガンです。こだわり成分で厳選されたものを使用しています。
ベジプロジェクトジャパンのヴィーガン認証も取得しています。
クリーンビューティとは、「人と環境に配慮した商品」という意味。オーガニックや植物由来、というだけでなく、商品に含まれる成分すべてが人にとっても環境にとってもやさしいということがクリーンビューティーでイギリスやアメリカで生まれた言葉。