その他成分

バニラ果実エキス ラン科つる性の多年草植物でスパイスで用いられることが多いバニラから抽出されるエキス。甘い香りで怒りや緊張を鎮めて、幸福感を増してくれるバニリンが主成分で、その香りはリラックス作用だけでなく強壮鎮静や月経を促進する働きがあると言われています。
BG ブチレングリコールという植物由来の無色透明の保湿剤で抗菌性を併せ持っています。そのためごく少量の防腐剤の効果を高めてくれ菌を育ちにくくする働きがあり、植物エキスや天然成分を配合する化粧品を安全に使っていただくために大事なベース成分です。
グリセリン 植物由来の無色で粘性がある水溶性の保湿剤で、吸水性が高く化粧成分のお肌への伸びや滑りをよくしてくれます。刺激も少ないためあらゆる化粧品に使われているベース成分です。
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル ココナッツオイルから得られるカプリル酸・カプリン酸とグリセリンが結合した植物由来のエモリエント成分です。製品中の成分を均等に分散させる効果もあります。
プロパンジオール 糖を発酵させて作られる抗菌作用を持った植物由来の保湿成分です。お肌の水分維持を助けてくれます。防腐作用があるため製品中の防腐剤の量を少なくすることができます。
ヒアルロン酸Na ブドウ糖や酵母エキスなどを発酵して抽出した安定性・安全性の高い高分子の保湿成分で、保護膜を作り角層の水分量を高めてくれます。油分と組み合わさることでより高い保湿力と角質を柔らかくする力を発揮します。
エチルヘキサン酸セチル エステルという油脂(オイル)の1種で安全性の高いエモリエント成分です。肌馴染みがよくお肌の水分蒸発を防いでくれる作用があります。
ステアリン酸ポリグリセリル−2 ココナッツオイルから得られるステアリン酸とグリセリンで作られる天然由来の乳化剤です。
ペンチレングリコール 糖を発酵させて作られる抗菌作用を持った植物由来の保湿成分です。防腐補助をする働きがあるため製品中の防腐剤の量を少なくすることができます。古くからあらゆる化粧品に配合されている安全性の高い成分です。
ステアリン酸グリセリル ココナッツオイルから得られるステアリン酸とグリセリンで作られる天然由来の乳化安定剤です。
ステアリルアルコール ココナッツオイルやパームオイルから得られる植物由来の乳化安定剤です。
エタノール トウモロコシ由来のエチルアルコールで、配合目的は主に溶媒。その他には清浄、抗菌、収れんなどの作用があります。配合量は1%以下。
フェノキシエタノール グリコールエーテルの1種で一般的にいうアルコール(エタノール)とは性質が違います。配合目的は防腐。配合量は1%以下。
グリコシルトレハロース 植物デンプン由来の多糖体で天然の保湿成分です。優れた保水性を持っていて製品中の水分を一定に保持する作用があります。また乳化の安定性を高めてくれる役割もあります。配合量は1%以下。
加水分解水添デンプン 酵素反応させたデンプンに水素を添加して得られる保湿成分です。グリコシルトレハロースの副産物として生成されます。高い保湿力で乾燥した皮膚を保護してくれます。配合量は1%以下。
アルギン酸Na 昆布やワカメなどの褐藻類から抽出した天然の水溶性植物繊維です。皮膜剤となってお肌を保湿し、柔らかい使用感にしてくれます。配合量は1%以下。
キサンタンガム デンプンなどを発酵させて抽出した水溶性の多糖類で天然のガム質です。増粘作用があり食品や化粧品など幅広く配合されています。安全性が高く保湿力を高める働きもあります。配合量は1%以下。
酸化チタン ミネラルの一種であるチタン鉄鉱「イルメナイト」を粉砕して得られる白色顔料です。配合量は1%以下。
異性化糖 ブドウ糖と乳糖から作られる糖類の混合物で保湿成分です。角層に必要な水分を効果的に維持してくれる作用があり、洗浄後も保湿効果を持続することができます。配合量は1%以下。
ジグリセリン 2つのグリセリンを結合して作られた保湿成分です。グリセリンと比較してベタつきがなくさらっとしたテクスチャーです。保水力に加え防腐効果・殺菌効果を持っているため製品中の防腐剤の量を少なくすることができます。配合量は1%以下。
水酸化Al 化粧品や医薬品など幅広く使用されている無機化合物です。お肌を被膜保護するとともに収れん効果があります。配合量は1%以下。
水酸化K アルカリ剤の一種でpH調整を目的に配合されます。ステアリン酸などの脂肪酸と一緒に配合されることで石鹸素地の材料となります。配合量は1%以下。
トコフェロール 植物から得られるビタミンEで酸化防止剤を目的に配合されます。配合量は1%以下。
カラメル ブドウ糖を熱して得られる着色成分です。食品、薬品、化粧品など幅広い製品に使用されています。天然由来の着色成分のため時間が経つと褐変が起こることがありますが品質上問題ございません。配合量は1%以下。
カルボマー アルカリ酸を主成分とした水溶性高分子で増粘作用があります。製品中の成分を均等に分散してくれ化粧品の安定性を改善してくれます。そのため化粧水や乳液などあらゆる化粧品に使われています。配合量は1%以下。
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー アクリル酸系の高分子乳化剤で増粘作用があります。製品中の成分を均等に分散してくれ化粧品の安定性を改善してくれます。そのため洗顔料、乳液、メイクアップ製品などあらゆる化粧品に使われています。配合量は1%以下。